「なす」入り夏野菜料理というと、必ずフランスの「ラタトゥイュ」「ラタトゥュ」が登場します

●「寺島なすで作る世界のなす料理」の7月〜8月のメニューを決定しなければならないので、玉ノ井カフェ店長・佐藤さんと相談中。

佐藤店長から「夏ということで、トルコのナス料理はどう?」という提案があり、調べることにしました

トルコ共和国は、西アジアと東ヨーロッパの2つにまたがっている国なので、面白い料理がありそうですね。

次回までに検索しておきます

 

●「なす本」を探書していると、料理本にはかなりの割合で「ラタトゥイュ」「ラタトゥュ」が登場します。

フランス語で[ratatouille] 

フランス南部プロヴァンス地方・ニースの野菜煮込み料理です。新鮮な夏野菜の玉ねぎ、ピーマン、ズッキーニ、なす、とにんにく、オリーブオイルで炒めて、トマトを加えて、オレガノ、バジル、タイムなどの香草とワインで煮て作る、簡単で、おいしい料理です。冷めても美味しいです。

フランスでは、軍隊や刑務所で出される料理であったため「臭い飯」と同意語として使われることがあり、「まずい料理」「粗末な料理」の代名詞として登場するそうです。

いろいろな野菜のごった煮で、見た目の色から、そう言われてしまうのでしょうかね。

 

●思いついたのですが、新鮮な夏野菜と寺島なすを丸ごと入れて「寺島なす入り ニース風ラタトゥイュ」を試作してみるのはどうでしょうか?

料理講師のおかどめぐみ子さんに相談してみますね

 

●そして提案ですが、沢山あるなす料理の中で「保存できる」料理を中心に選択していくことはどうでしょうか?

「ラタトゥイュ」も冷蔵庫で2~3日は、保存しながら食べられますよね?

色が悪くなるかもですがね。

作りたては、パンにつけて食べて残りは、パスタソースにして完食するとか

白ワインがいいね〜

 

●本ではないのですが、アニメーションの「レミーのおいしいレストラン」の原題は「Ratatouille」です。

シェフを目指す主人公のレミーがネズミ(英語でrat)で、ratに掛けているそうです

 

 

「odaihon'sお題本・なす本」2回目を6月にやります。「なす本」探書計画開始!

●6月29日開催の「寺島なすで作る世界のなす料理・ロシア編」と同時開催で、お題本「なす本・2」フェアをやる予定。

なので、今から料理とともに「なす本」も探書しておく。

どうしても「料理本」が多くなるのは当然ですが、やはり「読み物」が、ちらほら入っていると「お題本」感がでる思う。

多少読まないとだめなので、時間がかかるが---------

ひねり本を探書してもいいかも。例えば「おたんこなす」の語源を探るとか--------

 

●1回目の時に、お題本に参加してくれた皆さまから「難題ですよ〜」と不評をかうも、「探書」するのが面白かったという意見もあったので、いいかなぁ

「難題」ほど、探書がいがあるというもの!「古本力」がつきますぞ!

 

●「なす本」

『男の手料理』池田満寿夫 中公文庫

「ナスのギョーザ」

郷里信州のおやきの中身を、ギョーザの皮でつつみ、焼きギョーザ風に焼く新料理を

「陽子風」と「満寿夫風」の2種類が書いてある

 

1989年10月、1刷。200円という鉛筆書きがあるので、どこかの古書店で購入したものかと思う。

その昔、八重洲地下街にあった「八重洲古書センター」で、食べ物関連の古本を、よく買っていたな。最近行っていないなぁ〜古書センターを、後ほど調べてみますか。

 

 

 

 

 

ロシアのなす料理は、向田邦子さんの本がヒントです

●2012年10月玉ノ井カフェで開催した「お題本・なす本1」フェアに出品した本

向田邦子の手料理』監修と料理製作・向田和子 講談社

1989年六月十日第一刷 1989年八月十二日第四刷発行

 

 

●「なすのいため物ロシア風」

・版型は、大型の料理本サイズだが、澤地久枝さん「思いやりの味」に始まって、向田さんのエッセイから抜き書きがあったり、加藤治子さん、黒柳徹子さんなどの談話があったりと、読み物と言っていいですね。多くの向田邦子ファンがいることが納得できる一冊です。「ゆで卵のソース漬け」など、食べてみたい料理が満載ですよ

 

・なす料理「なすの田舎煮」「なすの蒸し物」「なすのいため物ロシア風」が掲載。

・「なすのいため物ロシア風」のロシア風というのが気になって読んでみると「トロトロになるまでいため煮したものを、レタスやサラダ菜などに包んで食べる。葉っぱに包む食べ方を思いついたのは、お母さんのせいさん。 

「生野菜は苦手なんですけどね、こうすると不思議にスルスルと入るんですよねぇ」 パンにのせてもおいしい。何ゆえロシアだかは、今だ不明。」とある。

ロシア風が気になる。トマトケチャップとスープストックで煮込むからなのか?

 

この本がきっかけで、調べていくと「なすのイクラ」という料理にいきあたった。

向田さんのお母さん、せいさんは、どこでこの料理に出会ったのでしょうかね

この本は、売れてしまいました。何方か、6月の「お題本・なす本2」までに探書してください。私も探してみます

 

●「プアマンのための 紫キャビアのカナペ」

掲載「なす本」

『こぐれひでこ の まあるい ごはん』流行通信社 1987年12月、1刷

1988年11月、2刷。古書店で購入した覚えがあるが、どこだったか-----。

 

・これは「貧乏人のキャビア」と呼ばれている「なすのイクラ」と同じですよね

皆さん、気になる料理なんですね。

<作り方>

なす3コを焼く。にんにく1カケ、ブルーチーズ3cm角位、パセリ2枝位、をすべてみじん切りにする。混ぜ合わせる。

パンにのせたら、キャビア風のカナッペになった!

と記載あり

・この他に、なす料理の記載たくさんあります

「プディング・ムサカ(なすとひき肉の重ね焼き)」

「なすコンディータ(イタリア風ソテー)」

「パンによく合う野菜のトマト煮・ラタトゥイユ」(なすが入る)

「タイ風ソースで食べる蒸しなすサラダ、ごまガピ添え」

(ごまガピ=アンチョビ1缶みじん切り、ごまペースト大さじ3、あさつき小口切り。味見をしながらよくまぜあわせる、塩辛い位の味がいい。皮をむいたなすを10分位蒸して、ごまガピをつけて食べる)

「エンツァイの香り、なすと豚ひき香草風味」

「なす入りみそハンバーグ」

 

・ムサカは「世界になす料理」レシピに入れたいなと思っているが。

 

 

 

 

 

 

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世界の「なす料理」と「なす本」にこだわったブログを開始します

●6月〜9月の毎月1回、東向島にある玉ノ井カフェで「寺島なすで作る、世界のなす料理講習会」を開催することになりました。

「寺島なす」は、江戸時代から向島周辺で栽培されていた、江戸野菜です。

今、商店街の有志の方々が、東向島の高架下でプランターで寺島なすを栽培し、収穫しています。この寺島なすで、収穫期の4ヶ月間に「なす料理講習会」を企画しました。少しでも、玉ノ井カフェと商店街の方々に役立つようにと願っています。

 

●「世界のなす料理」を調べることが急務となったことで、やはり、一人ではやれることも限られるだろうと思い、ブログをメモとかノート代わりに使って調査過程を報告していけば、コメントや、仲間が集まってくるかも、と思い書き始めることにしました。

 

●講習会の前後で、「お題本・なす本フェア」もやるので、「odaihon's お題本の会」にも呼びかけてみます

ということで「なす」と「なす料理」と「なす本」に興味のある方で、このブログを読んだら、コメントや情報を送信してください!お願いしますね〜

 

●1回目は、6月29日(土)18:00〜に決定

テーマは「ロシアのなす料理」

お料理講師は、おかどめぐみ子さんです。

メニューは「貧乏人のキャビア」と言われている「なすのイクラ」と「なすのペースト巻きパクラジャン」の2品です。

●「なす料理」と「なす本」調査中!

また報告します